2011年03月26日
Eden
前作から約1年半ぶりの投稿です。
最初の25小節はアレンジも含めてずいぶん前にできてたのですが、そのまま半年ぐらい放置した後に残りを無理に足した感じ。
今更ながら自分の引出しの少なさを痛感しましたorz
なんとかそれでも完成に至ったので嬉しいです。
アレンジは、前2作がおとなしめだったので、今回はややアッパーな今風の音にしたいなと。
あいかわらずベタな感じになってしまいましたが・・・。
楽器類は今までと同様にReasonと、今回はRecord付属のID8も使ってみました。
ピアノはいつもと同じく「ReasonPiano」。
音は文句なしだけど重いです。
ロードに時間がかかるので、もちょっとライトなプリセットが欲しいところ。
NN-XTを4台も使うので、その中でメインの1台だけでパッチを作ればいいのかな?
ギターはサンプラー(NN19)のプリセット。うーん、上手くいきません。
最後フェードアウト前のリフレインでソロっぽい何かを入れたかったけど、微妙な感じになりそうなのでやめました・・・。
シンセ類はほとんどSubtractor。
JUNOっぽい音が好きなので、似たようなのをいくつも使ってます。
シーケンスは3種類。
オートパンしてるのはThorです。
他のでもできると思うけど、やり方が?
昔のYAMAHA DXとかTXのオルタネイトアサインみたいに、簡単にできたらいいんだけどな。
さて、ミックスです。
今回は時期的にClariSのIronyをよく聴いてので、これをリファレンスにしてミックスしました。
個人的にすごく気持ちがいいミックスだったので。
作業前に聴いて、耳をリセットするとやりやすかったです。
モニタSPはYAMAHA MSP-3がありますが、賃貸だし夜は大きな音では鳴らせません。
ほとんどをモニタヘッドホンに頼ります。
制作中は主に密閉型のSONY MDR-7506とカナル型のSONY MDR-EX90を気分で使い分けながら。
最終チェックはそれ以外にiPod付属のを含めて数種類のヘッドホンで確認しました。
ミックスは、毎度のことですが自己流なのでやっぱりかなり悩みました。
Recordのコンソールを使うようになったので、自由度が一気に高くなったのはいいのですが。
特にコンプはチャンネルにもマスターにも標準実装されてるので多用しました。
あとボーカルが今回は最終的にRecordのオーディオトラックに入れて、
Recordのコンプやリバーブ、EQで処理したので結構音が変わったと思います。
(今まではwav書き出しせずにCubaseで一気にトラックダウンしてた)
以前よりリバーブ厚くても前に出る感じになった気がします。
作業中はCubaseをRewireマスタにしてReasonとRecordとVocaloid2がスレーブする形で、結構負荷がかかってる感じ。
Recordのトラックとメインコンソールは24ch.程度使用して、インストゥルメントやエフェクトのデバイスは60以上あります。
PCがブート直後のクリーンな状態なら大丈夫ですが、そうでなければノイズが出て、さらにバックグラウンドで負荷がかかってると、「ASIOオーバーロード」のアラートを出して止まります。
PCはCorei5-750、4GBメモリ、Windows7(64bit)という、ごく普通の構成ですがなかなか厳しい・・・。
ただ、いわゆるWindowsの最適化ソフト(フリーのもの)を適用してやると、意外にも明らかに改善しました(^_^)。
マスタリングはSoundEngineのFree版を使います。
Windows7になって改めてインストールしましたが、問題なく動作してます。
ここではDCオフセットの処理をした後、音量の調整が主になります。
EQはミックスの段階で結構いじってしまったので、ここではしてないです。
音量は曲調的にかなりつぶしても大丈夫そうだったので、まずまず大きめに仕上がったと思います。
そういえば、今回初めてVocaloidEditorから書き出して気づいたのですが、
書き出したものがRewire経由で再生されるモノと違ってます。
音質が違うのは当然ですが、なぜか一部のピッチが違うのです。
ひとつのフレーズの最後のノートのピッチだけわずかに下がる感じ。
オートポルタメント的な処理が、書き出ししたときだけ変わってる?
結局どうしても気になったので、rewireしたCubase側で書き出したものを採用しました。
最後に、ニコ動用のイラストは白姫兎さんに描き下してもらいました。
詩を深読みして悩んだみたいで申し訳ないw
でも、おかげで自分のイメージを超えた映像ができました。
ありがとう!
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